国内

自宅競売直前の籠池氏を直撃 W杯も見ずに読んでいる本は?

もっぱら読書の日々(時事通信フォト)

 現在、民事再生中の学校法人「森友学園」の前理事長・籠池泰典氏(65)。補助金詐欺容疑で起訴され300日にわたり大阪拘置所に拘留されていたが、5月25日に保釈され、現在は大阪府豊中市にある築約40年の自宅に戻っているという。

 実はこの自宅、大阪地裁が強制競売にかけると公告しており、入札期間は6月28日~7月5日。7月18日には地裁が売却の可否を決める予定となっている。土地と建物一括の売却基準価格は2138万円。最低価格(買受可能価格)は約1710万円だ。元々籠池氏は4000万~5000万円ほどで買ったという。

 となると籠池氏が今の自宅で過ごせる日々は、もうそう長くはない。どんな毎日を送っているのだろうかと思いきや、最近は家の中で本ばかり読んでいるという。籠池氏が近況を語る。

「1日6冊ぐらい読みますね。最近読んだのは……(と手元にある本を漁る)、『権力の「背信」~「森友・加計学園問題」スクープの現場~』(朝日新聞取材班)ですね。多少、言いたいことはあるけど、時系列的によくまとまっているよね。

 あとは『生命の実相』(谷口雅春著)ですかね。生長の家について書かれた本で、もう一度学び直そうと思いました。他にも稲盛和夫さんの『人生の王道』、安岡正篤さんの『運命を開く』、小説なら『二十四の瞳』を読みました。

 これまでは教育関係の本ばかり読んでいたので、色んな本を読まなきゃいかんな、と。テレビ? ほとんど見ませんな。CMが多くてね……」

 というわけでサッカーW杯もテレビ観戦することなく、読書三昧の日々を送っているようだ。今後は自宅に住めなくなる可能性もあるが、「自分たちが活躍していくべく、何ができるのか考えていきたい」と語るなど、悲壮感はまったく見られなかった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ(右・Instagramより)
《スクープ》“夢の国のジュンタ”に熱愛発覚! WEST.中間淳太(37)が“激バズダンスお姉さん”と育む真剣交際「“第2の故郷”台湾へも旅行」
NEWSポストセブン
事件に巻き込まれた竹内朋香さん(27)の夫が取材に思いを明かした
【独自】「死んだら終わりなんだよ!」「妻が殺される理由なんてない」“両手ナイフ男”に襲われたガールズバー店長・竹内朋香さんの夫が怒りの告白「容疑者と飲んだこともあるよ」
NEWSポストセブン
4月は甲斐拓也(左)を評価していた阿部慎之助監督だが…
《巨人・阿部監督を悩ませる正捕手問題》15億円で獲得した甲斐拓也の出番減少、投手陣は相次いで他の捕手への絶賛 達川光男氏は「甲斐は繊細なんですよね」と現状分析
週刊ポスト
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト