今日もどこかのテレビで、こうした専門家をテレビで見るだろう。事件系だと元神奈川県警の小川泰平氏、犯罪心理学であれば『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でもおなじみ出口保行氏、防災関係だと防災システム研究所の山村武彦氏。エンタメ系だと、『日経エンタテインメント!』(日経BP社)編集委員の品田英雄氏もあてはまる。

 話題のニュースによって一気に露出が増えた顔ぶれもいる。

 元横綱・日馬富士の暴行事件など相撲関連では大相撲レポーターの横野レイコ氏。彼女はもともと『3時のあなた』や『おはよう!ナイスデイ』(いずれもフジテレビ系)などに出ていた。また日大アメフト部の危険タックル問題で頻繁に見かけたアメリカンフットボールライターの生沢浩氏。彼はNHK-BSなどでNFLの試合解説も務めている。

 いずれにしても、今テレビで見かける専門家の多くは、以上のようなルート、経緯で露出しているのだ。

 より詳しく、そして深い考察をする研究者は数多くいる。また多くの著書を世に出し、博士論文を取る者もいるだろう。だが、テレビというマスを狙ったメディアでは、よりわかりやすく、刺さる言葉を発してくれる人材が重宝される。これからどんな“スター専門家”が登場するのだろうか。(芸能ライター・飯山みつる)

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