スポーツ

モンゴル横綱 「稀勢の里休場ならオレも」と考えるのは自然

本場所で見られるのはいつ?(時事通信フォト)

「横綱という地位は、相撲界の看板だと考えていた。15日間、横綱として恥ずかしくない成績を挙げなければならない。引退するまで、常にそう思って相撲をとってきました」

 昭和の大横綱・大鵬は生前、本誌にそう語っていた。今の横綱たちに、その言葉はどう響くのだろうか。

 息苦しいほどの酷暑に列島が見舞われる中、名古屋場所が幕を下ろした。だが、千秋楽の土俵上に、上位陣の姿はなかった。

 初日から3連勝していた横綱・白鵬は右膝を痛めて4日目から休場。勢(前頭2)、阿炎(前頭3)に金星を連続で配給した横綱・鶴竜は6日目から右肘の怪我を理由に姿を消した。横綱・稀勢の里は全休。3横綱全員が土俵から消えたのは、1999年3月場所以来19年ぶり。その時の3横綱は、貴乃花、若乃花、曙だった。戦後3回しかない異例の事態で、当時の時津風理事長(元大関・豊山)がお詫び会見を開いたほどだった。

 さらに今場所は、史上6人目の「昇進場所優勝」が期待されていた新大関・栃ノ心までもが、6日目に小結・玉鷲の小手投げに屈して右足親指を痛め、戦線を離脱してしまった。大関昇進場所での休場も、18年ぶりの異常事態だった。

関連記事

トピックス

体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授
ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」
週刊ポスト
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
【中森明菜、期待高まる“地上波出演”】大ファン公言の有働由美子アナ、MC担当番組のために“直接オファー”も辞さない構え
【中森明菜、期待高まる“地上波出演”】大ファン公言の有働由美子アナ、MC担当番組のために“直接オファー”も辞さない構え
女性セブン