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2018.08.28 07:00  週刊ポスト

60~70代のボランティア熱高まるがトホホな失敗談も多い現実

”スーパーボランティア”の尾畠さん(共同通信社)

〈広島県 くれ 天応地区へ ボランティアに行きます 春夫〉

 警察と消防がのべ550人で捜索しながらも発見できなかった2歳男児を、わずか20分で見つけ出した尾畠春夫さん(78)。「スーパーボランティア」とも呼ばれる尾畠さんが、その後大分県内の自宅で過ごしたのはわずか2日間で、軒先に置いた伝言板に冒頭のように綴ると、8月18日には、7月に豪雨被害を受けた“次の現場”へと向かった。

 9月になれば、2020年東京五輪のボランティア募集も始まる。観客サービスや競技運営サポートなどを行なう「大会ボランティア」が8万人。国内外からの旅行者に対する観光・交通案内や競技会場までの誘導などを行なう「都市ボランティア」が3万人の、計11万人規模となる予定だ。

 こうした背景もあってか、60~70代のボランティア熱が高まっている。東京ボランティア・市民活動センター副所長の長谷部俊介氏が説明する。

「今年3月、東京都が『都民等のボランティア活動等に関する実態調査』を発表しました。それによると、直近1年間にボランティア活動に参加した60代男性は23.4%、70歳以上の男性は24.8%と、定年後世代の4人に1人。何か新しいことを始めてみたい、地域に貢献したい、という思いから積極的に参加を希望されています」

 だが「何から始めたらいいかわからない」という人も多い。

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