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2018.09.10 07:00  週刊ポスト

スポーツ界の「ドン」「女帝」生まれる要因の2パターン

体操の騒動は泥沼化(共同通信社)

 体操女子の宮川紗江選手に対するパワハラ騒動が泥沼化している。日本体操協会強化本部長の塚原千恵子氏と、夫で同協会副会長の塚原光男氏から「コーチの解任をはじめとするパワハラを受けた」と宮川選手が主張すれば、その直後、塚原夫妻がメディアに反論文書を発表し、パワハラを否定。9月2日には一転して謝罪を申し入れるも、宮川選手に拒否されたため、事態が収束する気配はいまだ見えない。

 日本ボクシング連盟前会長の山根明氏による判定不正介入や助成金流用疑惑、日本レスリング協会の栄和人前強化本部長による伊調馨選手へのパワハラ騒動など、今年のアマチュアスポーツ界は“横暴な権力者”の問題で揺れ続けている。

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏によれば、アマスポーツ界に「ドン」や「女帝」が生まれる要因には、2つのパターンが存在するという。

「ひとつは実績のある元選手が協会内で発言力を持ち、地位を固めていくケース。強化部長など要職について、自身のノウハウを余すところなく伝え、有名選手を育てることで、指導者としての実績も重ねる。そうして組織内で権力を強める。

 もうひとつは政財界の大物や、事務方出身の人物が力を持つパターン。各競技団体の会長を政治家や大企業の社長が務めている例が少なくないが、これは国庫補助金を受けやすく、大会スポンサーもつきやすくなるから。多くは形だけの名誉職ですが、自身が競技経験者だったり、政界引退後の“肩書き”を欲する人間の場合、実務にも口を出し、実権を握ろうとするケースも目立つ」

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