芸能

安室奈美恵の沖縄でのラストステージを完全レポート

ラストライブに涙はなく、最後まで笑顔だった(インスタグラムより)

 9月15日、沖縄・那覇空港から車で30分ほどの宜野湾ビーチにうっすらと西日が差し始めた夕方6時10分、安室奈美恵(41才)のラストステージとなった音楽イベント『WE (ハートマーク) NAMIE HANABI SHOW』がついに開演した。安室の出番はトリ。

 平井堅(46才)、MONGOL800、BEGINの熱唱が続く中、会場内の3500人にも、音漏れを期待して集まった会場を取り囲む1万人超のファンにも緊張感が漂う。

 そのときが来たのは日もすっかり沈んだ7時50分のことだった。ステージ上にシルエットが浮かぶと、絶叫に近い歓声が沸いた。

 黒いパンツに赤いニーハイブーツ姿の安室が1曲目に選んだのは、人気アニメ『ONE PIECE』の主題歌『Hope』。安室が登場した途端、外では雨が降り始める。2曲目はドラマ『監獄のお姫さま』主題歌の『Showtime』。赤いポンポンを手にダンスを披露し、歌い終えるとガッツポーズをして会場を沸かせた。

 8時。平井が登場すると急に雨がやむ。2人は向かい合うようにして『グロテスク』を歌い「騒げ~! 沖縄!」と会場を盛り上げる。興奮した平井が安室に抱きつくと、安室も背中に手を回し、はにかむような笑顔を見せた。

 ファンのボルテージが上がったのは台湾の人気歌手、ジョリン・ツァイとの曲を終えた8時10分。『UNUSUAL』のビデオ映像が流れたときだった。安室が歌い始めると、山下智久(33才)がステージに現れた。

「この曲は2011年に安室ちゃんと山下さんがコラボしたものでした。ステージ上では今回が初共演。歌番組でも1度しか共演はなく、ファンの間では“幻”といわれるほどでした。しかも、共演が事前に発表されていたのは平井さんとジョリンさんだけ。だから、ステージ上の山下さんに気づいたときは本当に驚きました」(ライブ参加者)

 サプライズゲストが続く。「『BLACK DIAMOND』では実力派シンガーソングライターDOUBLEさんが登場しました。もともとこの歌は、『100年に1人出るか出ないかのスターである安室さんと曲を作ってみたかった』という彼女のオファーで作られたもの。パフォーマンス後、彼女は安室ちゃんに対し『25年間ありがとう!』と言って抱きしめていました」(同前)

 再び安室がひとりで『Do It For Love』を歌い、いよいよラストの1曲に。8時20分過ぎ、16年ぶりに小室哲哉(59才)とタッグを組み話題を呼んだ『How do you feel now?』を披露し、安室のステージは終わった。彼女のライブお決まりの「バイバ~~イ!」というラストコールが会場に響く。

関連記事

トピックス

林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
豊昇龍
5連勝した豊昇龍の横綱土俵入りに異変 三つ揃いの化粧まわしで太刀持ち・平戸海だけ揃っていなかった 「ゲン担ぎの世界だけにその日の結果が心配だった」と関係者
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン