芸能

苦戦の『news zero』有働アナ、ウォッチャーからは高評価

ウォッチャーからは高評価

 10月1日、リニューアルした『news zero』(日本テレビ系)で「民放キャスター」として華々しくデビューした有働由美子アナ。さっそく「第1回目」を「第1発目」、「このような日に」を「こんな日に」とする“ウドウ語”を披露。緊張からかセリフを噛む場面も目立ち、共演の櫻井翔(36才)からは「CM中にそわそわしすぎ」と突っ込まれた。

 そこで、テレビ界のご意見番3人に、有働アナをガチンコ採点してもらった。

●採点者
今井舞さん(コラムニスト)
吉田潮さん(テレビウォッチャー)
堀井憲一郎さん(テレビウォッチャー)

 キャスターへの意気込みを「置き屋の女将みたいな感じです」と失言したり、バラエティー番組での下ネタがキャスターとして不適切と話題になるなど逆風の中のスタートに見えたが、採点結果は上々だ。初回視聴率もそれまでの平均を大きく超える10%超えとロケットスタートを切った。

 吉田さんは、“ウドウらしさ”を高く評価。

「普通のキャスターは淡々と原稿を読みますが、有働さんは『内閣改造に興味はありますか?』と問いかけて、ニュースを通じて視聴者とつながりたいという意気込みを感じました。初の民放でミスもありましたが、『日テレのプロンプター*1に慣れていなくて』とポロッと口にする素直さが他の人とは違います」

*1:プロンプター/画面に原稿を表示し、読み手を補助するための機器

 有働アナ起用で番組名をすべて小文字に変えた同番組は、初週にタモリや義足モデルのGIMICOさん、LGBTの谷生俊美さんらをゲストに招き、「攻めの姿勢」を見せている。毒舌コラムニストの今井さんも有働オシ。

「ゲストへの質問もいい意味で遠慮がない。LGBTのかたへの、『どんな化粧品を使っているんですか』という質問も、いい意味で彼女らしい。常套句ばかりのニュース番組に風穴を開けて、自分色に染める実力はさすが」

 とはいえ、最近は視聴率が6%台に急落。

「報道希望の有働さんには、もっとジャーナリストの一面を出してほしい。このまま客寄せパンダで終わると、キャスターとしての価値が“ゼロ”になります」(吉田さん)

※女性セブン2018年11月1日号

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