『ズームイン!!朝!』で笑顔を振りまいた(1997年)

 番組内ではいつもハイテンション過ぎて、ピンチでも「おいしい」と思ってしまうタイプです。イカ漁の船を港で待っているときに、漁師さんが取り出したイカが急に私の口に飛びつき、噛み付いたんです。一瞬パニックになりましたが、出川哲朗さんのようなリアクションでその場をおさめました(笑い)。

 当時は常にロケをしていて、北海道中をまわっていました。6か所の国立公園はもちろん、1年間で80の港を訪れたこともあります。一度、地図の訪れた土地を塗りつぶしてみたらほとんど制覇していましたね。おかげで漁師や農家の友達もでき、北海道に住む人たちのたくましさを勉強しました。ズームイン時代の経験は、アナウンサーとしての礎となっています。アナウンサーを辞めたいと思ったことはこれまで一度もありません。

 産休明けの2009年以降はラジオの仕事が増えました。今は27年続く長寿番組『工藤じゅんきの十人十色』のパーソナリティを務めています。全道のいろんなところで会った人の顔を思い浮かべながら、天気や各地のトピックを話すことができるのが強みですね。

【プロフィール】うちやま・よしこ/1970年生まれ、神奈川県出身。1994年にSTV札幌テレビ放送入社。1996年から10年間『ズームイン!!朝!』を担当し、北海道の朝の顔として親しまれる。現在はラジオ『工藤じゅんきの十人十色』などで明るさを振りまいている。

◆取材・文/松本祐貴

※週刊ポスト2018年11月2日号

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