◆紀子さまの動きに疑問の声も
話を一旦ここで、長女の誕生日を迎えた秋篠宮家に移す。紀子さまは娘の誕生日当日の午前0時過ぎ、パールのネックレスとイヤリング、グレーのジャケットにネイビーのタイトスカートという装いで、羽田空港を発たれた。
公益財団法人「結核予防会」の総裁として、オランダのハーグで開かれる「第49回肺の健康世界会議」に出席、結核予防への優れた功績が認められた者にのみ与えられる「名誉会員」の称号を受けるためだ。紀子さまにとっては初めての海外への単独訪問となった。
「結核予防会は香淳皇后の令旨により設立された由緒正しい団体です。紀子さまにとって大事な要件なのは理解できます。しかし、結婚問題がなかなか解決しない長女の誕生日に、ひとり海外へ出かけるというのは“さすがに冷たいのではないか”という声も聞かれます。結婚問題が世間から注目され続けているからこそ、その騒々しさから離れたいという思いもあったのではないでしょうか」(別の皇室ジャーナリスト)
さらに言えば、オランダ王室と日本の皇室は非常に親しい関係にある。2000年の天皇皇后両陛下の国賓としての訪問や、2006年の雅子さまの静養先としても知られる。
「悠仁さまとオランダ国王の長女・次女・三女はあまり年齢が変わりません。紀子さまは来年、皇嗣妃になられますし、将来の天皇の母としても、オランダ皇室との絆を深めておきたいのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
ただ、もしもそれが目的なら、誕生日は国内で過ごすこともできたのではないかという声も聞こえてくる。
「今回の訪蘭のスケジュールを詳しく見ると、名誉会員の称号授与式は26日です。24日の開会式だけ欠席するという判断もできたはずです」(前出・別の皇室ジャーナリスト)
そういえば、紀子さまにはこんな“前例”もある。
「小室さんが、留学直前の8月上旬に秋篠宮邸を訪れた時、紀子さまはお会いになっていないそうなのです。ちょうど悠仁さまを登山に連れて行き、留守にされていたか、帰宅された直後だった。もちろん、偶然ではないでしょう。今回、誕生日を祝うために小室さんが秋篠宮邸を訪れたら、小室さんと顔を合わせることになります。それを避けたくて、23日に出発というスケジュールを組んだという見方もあるそうです」(前出・別の皇室ジャーナリスト)
※女性セブン2018年11月8日号