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伊達政宗を育んだ宮城県仙台市をめぐる旅

政宗が眠る霊屋「瑞鳳殿」

 歴史的な場所をめぐるツアーやイベント、散歩に出かける人が増えている。そこで、古の史実に思いを馳せるだけでなく、ご当地の魅力が現代でも堪能できる宮城県に向け、さあ出発!

 江戸時代に外様大名だった伊達政宗が樹立したのが仙台藩。政宗は、松島湾と阿武隈川を結ぶ貞山運河の整備や新田開発など、現代にも続く多くのインフラ整備を行い、仙台の町を作った立役者でもある。

 そんな政宗は、大崎八幡宮や瑞厳寺など神社仏閣の造営にあたり、当時、最先端だった桃山様式を取り入れるなど、上方に引けを取らない新たな文化を構築し、自らの「都」である仙台の町をつくり上げた。それが今でも宮城県の人々の暮らしに息づいており、日本遺産にも認定された。

【伊達文化巡る旅】

■仙台駅

バスで32分

■瑞鳳殿

 70年の生涯を閉じた政宗の遺命を受けて市内の丘陵地にある経ケ峯に造営。戦火で一度焼失したが再建され、当時の絢爛豪華な装飾が施されている。
住所:仙台市青葉区霊屋下23-2

バス・徒歩で計30分

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