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東急電鉄の司令長は大の鉄道好き、撮影した写真が切手にも

切手になった、小川さん撮影の写真


 鉄道模型の魅力の1つは、今はもう引退してしまった車両が走る雄姿を見られることだが、言わば“リアル模型電車”を走らせた小川さん。クラシックスタイルの車両を復活させたところ、こんな“おまけ”もあったそうだ。

「イベントでかつての姿の7700系車両を走らせたら、日本郵便から『切手を出したい』というオファーがあったんです。『東急池上線開業90周年記念』という切手セットが作られて、私が撮影した車両写真が切手になりました」

 その7700系は東急では現役を終えることが決まっており、11月23~24日に開かれる『池上線全線祭り』で「さよならイベント」が予定されている(さよならイベントは24日)。『全線祭り』には、ヒット曲『池上線』を歌った西島三重子さんも登場して場を盛り上げるそうだ。

 自らイベントを企画し、車両を磨き上げ、写真も撮って切手になる──こんな稀有な経験ができた小川さんは、司令長として愛する車両を見送ることになる。

◆『池上線全線祭り』の詳細はhttps://seikatsumeisho.com/zensenmatsuri/

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