ISU(国際スケート連盟)テクニカルスペシャリストでプロコーチの岡崎真氏も、紀平が世界女王の“本命”に躍り出たと話す。
「女子は強豪ロシアの勢いが続いていましたが、今季はエフゲニア・メドベージェワが不調です。紀平選手は今回のショートプログラム(SP)では5位でしたが、それでも平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワに次ぐ今季世界2位のスコアをたたき出して逆転優勝した。スピンやステップでもレベルの高い表現ができるだけにSPでもトリプルアクセルを成功させれば、世界1位が見えてきます」
早ければ12月、GPファイナルでロシア勢との直接対決が見られる。
※週刊ポスト2018年11月30日号