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2018.11.22 16:00  NEWSポストセブン

田原俊彦「完全復活」を印象づけた雪辱のLIVEパフォーマンス

 50代を迎えた2010年代、田原はできるだけオリジナルに忠実に踊るようになった。最もわかりやすい例が『原宿キッス』(1982年5月8日発売)のサビの最後で行なう開脚である。

 半回転して左足を折りたたみ、その体勢から一気に上体を起こす。一度挑戦してみれば、この動きがどれだけ大変なものかわかる。仮に開脚はできたとしても、立ち上がるのは相当なしんどさを伴う。

 しかも、田原俊彦は2時間続くライブの途中で敢行しなければならない。その辛さはステージに立つ者にしかわからないだろう。

 47歳で迎えた2008年、夏のツアーでは7年ぶりに『原宿キッス』を歌ったものの、9月5日のZepp Tokyo公演で開脚をしなかった。年齢的にも身体的にも、もう難しいのかもしれないと感じていた。

 近年、田原はこの動きを再び取り入れている。2014年6月24日のZepp Tokyoで行なわれた35周年突入スペシャルライブでは開脚を試みた。ただ、スッと立ち上がることはなく、少し間を置いて、左ヒザを曲げて体勢を立て直した。

 2015年10月16日、東京・中野サンプラザでのライブでは、終盤のヒットメドレーの途中に『原宿キッス』を歌い、全盛期と同じように開脚し、すぐに立ち上がった。オリジナル通りに踊ろうとする必死な姿に、会場は喝采に包まれた。翌年の中野公演でも、田原は見事に一連の動きを成功させている。

 47歳の2008年には省いており、53歳の2014年には滑らかに立ち上がれなかった。それが54歳、55歳になって再び成功するようになったのだ。驚異的な復活である。

 そして、今年のツアーで2年ぶりに『原宿キッス』がセットリストに組み込まれた。10月28日、毎年恒例の中野サンプラザ公演の幕が開くと、田原は57歳とは思えない動きでファンを魅了する。

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