芸能

早見優、急な出番に奮闘してくれた松田聖子との思い出

早見優が80年代を振り返る(撮影/山崎力夫)

「アイドルはサングラスをしてはいけない」。創業者の相澤秀禎氏は所属タレントたちにそう教えていた。サンミュージックから花の1982年組の1人としてデビューした早見優が当時を振り返る。

「ファンの方に遠い存在と感じさせないため、目を隠してはいけないという方針でした。プライベートでもかけず、代わりにおしゃれとして丸眼鏡をしていました」(早見・以下同)

 1980年夏、ハワイの三越のエレベーターでスカウトされると、デビュー前、社長宅に2週間ほど下宿した。

「(演歌歌手の)杉田愛子ちゃんもいました。リビングに集まって『ザ・ベストテン』を観ながら、松田聖子さんへのリクエストハガキを書いたことも。相澤さんは休日になると、買い物に連れて行ってくれました。私はあまり買わなかったので、『優は堅実だね!』と驚かれましたね」

 帰国子女の早見は、アイドルの様式を不思議に思うこともあり、その都度思ったことを口にしていたという。

「反抗しているわけではなくて、『疑問は声に出そう』という教育を受けてきたからなんですね。でも周りからすると、面倒な子だったと思います(笑い)」

 デビューから1年が経ち、自然な笑顔を出せるようになってきた頃、『夏色のナンシー』が大ヒット。1983年5月26日の『ザ・ベストテン』で6位にランクインするも、なかなかミラーゲートから登場しないというハプニングが起こる。

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