日本の上場企業「役員報酬」ランキング 1位~20位
日産はゴーン容疑者と、37位の西川廣人・社長(65)の2人がランクイン。同社では1億超えもこの2人のみだ。会見でゴーン容疑者の不正疑惑を詳らかにした西川社長の報酬は4億9900万円だった。
それでは、有り余る金を手に入れた人たちはどんな使い方をしているのだろうか。
“叩き上げ”でトップに上りつめた平井氏の住まいは、東京タワーを間近に望む、都内でも有数の一等地に聳える42階建ての高級マンション。
「スポーツカーをこよなく愛し、休日は高級車を乗り回す。車の他にもゲーム、ラジコン、天体望遠鏡、カメラ、時計と多趣味です。トレックやサーベロといった世界的メーカーの高級ロードバイクを複数持っている」(経済部記者)
安倍晋三首相のゴルフ仲間で、キヤノンの御手洗冨士夫・会長(83歳。3億3200万円で63位)は、神奈川県茅ヶ崎市にあるゴルフ場「スリーハンドレッド」のメンバー。会員権は、8000万円ともいわれ、政財界のトップ300人のみが入会を許されるという超名門クラブだ。
伊藤忠商事の岡藤正広・会長(68)は、5億4700万円で32位。「いいものをつけると背筋がピンと伸びる」という彼は、人生の節目ごとに高級時計を自らに贈る。