芸能

田原俊彦への提言 2日連続公演はこれを最後にしてほしい

田原俊彦は2日連続公演でどんなパフォーマンスを見せたのか

 8月25日の東京・町田市民ホールから始まった田原俊彦の全国ツアーは、11月2日の鹿児島・宝山ホールで幕を閉じた。2か月強、全国11ヶ所に及んだライブ最終日を『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の著書で、田原俊彦のライブを21年間見続けている芸能研究家の岡野誠氏がレポートする。

 * * *
 今ツアーが発表された4月2日、私は一抹の不安を覚えた。

 田原俊彦のライブはバラードもあるが、基本的に2時間歌って踊り続ける。ターンをしたり、足を上げたりするだけではない。ステージを縦横無尽に動き回り、バレエやヒップホップなど様々なダンスを2時間の中で披露する。もうすぐ還暦を迎える男がそんな構成をしていること自体、異常だ。

 近年、田原は中5~6日を空けて週1回のペースでライブに臨んでいる。ライブ構成や年齢を考えれば、ベストな選択だ。

 今年も、そのような日程が組まれていた。しかし、最後の3公演は10月28日東京・中野サンプラザ、11月1日宮崎市民文化ホール、11月2日鹿児島・宝山ホールとなっていた。中3日で九州に移動し、2日連続公演を行なう。

 田原俊彦にとって、ライブでは2014年8月2日、3日以来となる。2時間歌って踊り続ける57歳の男に、あまりに酷過ぎる。

 一体、どんなステージになるのか。心配になった私は、飛行機で九州に飛んだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
2才の誕生日を迎えた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
【9月6日で19才に】悠仁さま、40年ぶりの成年式へ 御料牧場、小学校の行事、初海外のブータン、伊勢新宮をご参拝、部活動…歩まれてきた19年を振り返る 
女性セブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
《同居女性も容疑を認める》清水尋也容疑者(26)Hip-hopに支えられた「私生活」、関係者が語る“仕事と切り離したプライベートの顔”【大麻所持の疑いで逮捕】
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
賭博の胴元・ボウヤーが暴露本を出版していた
大谷翔平から26億円を掠めた違法胴元・ボウヤーが“暴露本”を出版していた!「日本でも売りたい」“大谷と水原一平の真実”の章に書かれた意外な内容
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン