昭和の時代から大きな支持を得てきたNHKの大河ドラマは、平成の時代でも多くのヒット作を生み出してきた。そこで、平成の時代に高視聴率を叩き出した大河ドラマのベスト10を紹介する。
【NHK大河ドラマ期間平均視聴率】
第1位 『春日局』1989年度 32.4%
第2位 『秀吉』1996年度 30.5%
第3位 『八代将軍吉宗』1995年度 26.4%
第4位 『太平記』1991年度 26.0%
第5位 『信長 KING OF ZIPANG』1992年度 24.6%
第6位 『篤姫』2008年度 24.5%
第7位 『毛利元就』1997年度 23.4%
第8位 『翔ぶが如く』1990年度 23.2%
第9位 『利家とまつ 加賀百万石物語』2002年度 22.1%
第10位 『天地人』2009年度 21.2%
このランキングについて、テレビ解説者でコラムニストの木村隆志さんはこう解説する。
「1980~1990年代の作品が多い中、6位に2008年の『篤姫』が入ったのは異例。大河は男のドラマというイメージが強い中、この作品は、主演・宮崎あおい、原作・宮尾登美子、脚本・田渕久美子と、女性たちが主導権を握った、平成の象徴のような作品です。1位の『春日局』(原作と脚本・橋田壽賀子、主役・大原麗子)も、平成最後の『西郷どん』(原作・林真理子、脚本・中園ミホ)も同様。平成の大河は女性が主役ですね」
※女性セブン2019年1月3・10日号