アン・シネも好調とは言えない(時事通信フォト)
ただ、そのアン・シネも成績は上がらず、2019年の日本ツアー出場権を懸けたファイナルQTでも51位に終わり、「2019年は韓国でのシードを守るために母国のツアーに軸足を置くことになる」(同前)とみられている。ただ、イ・ボミの重圧のタネが一つ減ることになるかと思いきや、今度は“次世代セクシークイーン”が韓国からやってくるのだ。
長く伸ばした金髪を風になびかせ、172センチのモデル体型とグラマラスなボディーラインを強調するウエアでプレーするユ・ヒョンジュ(24)である。
「韓国ツアー0勝で、実績はないものの、“フィールドの美女”“ゴルフの女神”の愛称で韓国でも人気が先行している。日本への本格参戦に意欲的で、ステップアップツアーにフル参戦する予定です。話題性からツアー8試合の推薦出場が濃厚とみられている」(同前)というが、イ・ボミがまた、自身が「イカ」にならないのかを悩むことになるのか。
イ・ボミにとっては、賞金女王獲得による複数年シードのラストイヤーである2019年シーズン。新ライバルが登場するなか、勝負の年が始まった。