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女子ゴルフ 2019年は一気に若返り20歳前後の黄金世代が躍進

黄金世代の代表格、小祝さくら(時事通信フォト)

 2019年シーズンの女子ゴルフは主役が大幅に入れ替わりそうだ。2018年の賞金ランク50位以内のシード選手の平均年齢が26.4歳(最終戦終了時)で、ツアー史上最年少となったのである。

「初シードが11人。小祝さくら(8位、20歳)、松田鈴英(10位、20歳)、勝みなみ(11位、20歳)、新垣比菜(22位、20歳)、濱田茉優(35位、23歳)、原英莉花(37位、19歳)、権藤可恋(38位、23歳)、カリス・デイビッドソン(39位、20歳)、大出瑞月(40位、21歳)、木村彩子(40位、23歳)、大里桃子(49位、20歳)で、ほとんどが20歳前後の“黄金世代”です。

 逆にシードを失ったのは、藤田さいき(51位、33歳)、笠りつ子(52位、31歳)、渡邉彩香(55位、25歳)や吉田弓美子(65位、31歳)、下川めぐみ(68位、35歳)、西山ゆかり(69位、36歳)ら15人で、その多くが30歳前後の選手たちだった。日本女子ツアーは“若返り”が確実に進んでいる」(担当記者)

 そうしたなかで下位に沈んだのが2018年に30歳を迎えたイ・ボミだ。2015年と2016年に2年連続賞金女王に輝いたイ・ボミだが、2018年シーズンは24試合で10度の予選落ちと極度の不振に陥り、賞金ランクは83位。

「11月に韓国の人気俳優のイ・ワンとの熱愛が発覚。賞金女王の複数年シードで2019年までは日本ツアー出場権があるが、母国で恋人ができたとなると徐々にフェードアウトではないか」(同前)とみられている。

 2018年のランク最上位は賞金女王のアン・ソンジュ(31)、2位の申ジエ(30)といった30代の韓国人プロが占めているが、2019年は20歳前後の日本の女子プロたちがその席を奪い、完全な世代交代を果たす年となるか、注目が集まっている。

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