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2019.01.09 07:00  NEWSポストセブン

トヨタ「スープラ」復活に込めた想い スポーツカーの吸引力

 ドライブについての思いは人それぞれであろうが、確信を持って言えることは、自分の自由意思によるドライブがつまらないわけがないということだ。

 筆者は地方に取材に行ったり、実家に帰ったりする際、できるだけクルマで移動することにしている。そうする最大の理由は運転行為を楽しむためではなく、いろいろなルートを通り、世の中を見物するためである。

 旅の移動手段はいろいろある。鉄道、飛行機、バスなどの公共交通機関を使えばラクだし、自分でクルマを運転するより安く済むケースが圧倒的に多い。だが、それら公共交通機関による旅は、2点間の移動が基本になる。もちろん車窓から景色は見えるが、それらはムービーのように次から次へと現れては去っていくだけだ。

 パーソナルなクルマの旅がそれらと圧倒的に違うのは、バイクや自転車、徒歩と同じく、自分の自由意思による旅になるということ。綺麗な景色や興味深い文化財、イベントなどを見かけたとき、先を急ぐ必要がない限り、どこでも自由に寄り道ができる。

 わけあって昨年は東京~鹿児島をクルマで10往復ほどしたが、毎回、ちょっとルートを変えるだけで、見える景色や出会う物、人はまるで違ってくる。また、同じルートであっても季節や時間帯、天候などによって表情はまるで異なる。言い換えれば、そのときに見えている風景はそのとき限り。一期一会の世界である。

 そういう楽しさは、自分で冒険的な移動をしてみないと実感できないのだが、それにはまずクルマを運転してみなければ始まらない。自由なドライブの世界にユーザーを引き寄せる役割を担うのに、スペシャリティカーとしての派手なデザイン、ハイパワー、スポーティといった多くの記号性を持つスープラはぴったりだ。

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