「奄美大島をはじめ、鹿児島市や種子島、屋久島といった南西諸島で9月下旬から10月上旬に一斉異常変動が起き、それ以降は『静穏』が続いています。こちらも依然として歪みが大きくなっている」(村井氏)
地震大国・日本に住む以上、大地震のリスクからは逃れられない。村井氏の予測を念頭に置き、警戒を怠らないことが肝要だ。
●MEGA地震予測 MAPの見方
地図中では、昨年6月9日から12月1日の間に、要警戒とされる「1週間で5センチ以上の上下動」があった地点を示した。それに加え、地表の長期的な「隆起・沈降」と、地表が東西南北のどの方向に動いているかの「水平方向の動き」の分析を加味し、過去の地震発生の前兆現象と比較した上で「震度5以上の地震が発生する可能性があるエリア」を警戒ゾーンとしている。
(※電子基準点の変動とは、1週間の上下動の最大値と最小値の差を示している)
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※週刊ポスト2019年1月18・25日号