ライフ

【法律相談】夫が会社の保険のみ加入 妻に保険金は?

夫が会社の保険しか入っていなかったら?

 家族を養っていた人物が突然亡くなった時、残された家族にとって大事なのが生命保険。ただし生命保険にも色々な種類があり、個人ではなく会社の保険にしか加入していなかった場合、何とか夫の保険金を分けてもらうことはできないのか? 弁護士の竹下正己氏が回答する。

【相談】
 女性読者です。再婚して1年も経たないうちに、自営業の夫が病死したのですが、個人的な生命保険の類には加入しておらず、会社の保険だけでした。そこで保険金を分けてもらえるよう共同経営者の方にお願いしたら、あっさり拒否。この場合、妻の私にも保険金が入るような法的な手助けはないですか。

【回答】
 ご主人は共同経営者として会社の取締役をしておられ、ご主人を被保険者、受取人を会社とする生命保険に入っていたものと思います。これは「経営者保険」といい、保険金は会社に支払われます。

 ご主人が被保険者であっても、当然に保険金の分配を求める権利は生じません。あなたが取締役の相続人として会社に対し、請求できる根拠が必要です。そのよすがになるのは退職慰労金となります。

 経営者保険は、死亡取締役の退職慰労金の財源確保が目的で締結されることが多く、また、それに限らず、対外的信用を担っていた取締役の死亡で取引が難しくなったり、金融債務の期限の延長が断わられるなど、経営に支障をきたす可能性があり、その経済的困難に対する備えの意味があります。あるいは、支払保険料が損金計上できることから、法人税対策を兼ねている場合も考えられます。

トピックス

大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
結婚を発表したPerfumeの“あ~ちゃん”こと西脇綾香(時事通信フォト)
「夫婦別姓を日本でも取り入れて」 Perfume・あ〜ちゃん、ポーター創業の“吉田家”入りでファンが思い返した過去発言
NEWSポストセブン
村上宗隆の移籍先はどこになるのか
メジャー移籍表明ヤクルト・村上宗隆、有力候補はメッツ、レッドソックス、マリナーズでも「大穴・ドジャース」の噂が消えない理由
週刊ポスト
(写真右/Getty Images、左・撮影/横田紋子)
高市早苗首相が異例の“買春行為の罰則化の検討”に言及 世界では“買う側”に罰則を科すのが先進国のスタンダード 日本の法律が抱える構造的な矛盾 
女性セブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン