●金正日死去【平成24年】(2012年1月11・18日号、金正恩「血みどろの権力闘争」)
世界に例を見ない「世襲」によって独裁者となった金正日総書記は、2011年12月17日に死去した(発表は19日)。死因は急性心筋梗塞と発表されたが、突然の死に暗殺説が囁かれた。特集記事では、「三代目」の金正恩が権力基盤を固めるため、血みどろの権力闘争に突入すると予測している。キーマンは金正日の長男で、中国と蜜月の関係にあった金正男。彼は5年後の2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で暗殺された。一方の金正恩は韓国の文在寅と手を結び朝鮮半島支配を目論んでいる。
※SAPIO2019年1・2月号