芸能

堀ちえみら「82年組」の絆 81年デビューの松本伊代も同期

「82年組」からも応援コメントが相次いでいる(左から松本伊代、堀ちえみ、早見優)

 堀ちえみ(52)が自身のブログで、舌がんのステージIVであることを公表した。医師に宣告されるまでの経緯、子供に打ち明けるべきかのどうかの葛藤などを詳細に綴り、最後は「私は負けない!」と力強く誓った。

 勇気ある告白に各方面から応援の声が相次いでいる。芸能記者が話す。

「相当な覚悟のいる公表だったと思います。ちえみさんが素直な心境を綴ることで勇気づけられるがん患者の方もいるでしょうし、同じような症状に悩んでいる方は大きな病院できちんと検査したほうがいいと気付ける。誰だって、今は元気でも、いつ病気になるかわからない。ちえみさんの告白はいろんな“気付き”を与えてくれました」

 芸能界からもコメントが相次いだ。同じ“82年組”と呼ばれる松本伊代や早見優、元シブがき隊の薬丸裕英、布川敏和、本木雅弘などがメディアやブログを通じて心境を届けた。

 1982年といえば、他にも中森明菜や小泉今日子などのアイドルがデビューした豊作の年だった。『花の82年組アイドル』について、2月20日付の日刊スポーツではこんな説明がされている。

〈アイドル全盛時代と呼ばれる80年代の中でも、特に82年にデビューをしたアイドルたちが隆盛を極めた。(中略)松本伊代(53)は81年末デビューだが、82年組とされている〉

 たしかに、松本伊代は1981年10月に『センチメンタル・ジャーニー』でデビューしており、年で区切れば82年組ではない。前出・芸能記者が話す。

「当時では常識的な話ですが、今の記者が疑問に思っても不思議ではありません。この頃の芸能界は『日本レコード大賞』などの賞レースに焦点を置いていた。それらにノミネートできる新人は“前年10月から当年9月までにデビューした歌手”でした。そのため、伊代さんは82年組と呼ばれます」

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン