芸能
2019.02.28 07:00 週刊ポスト
2000年代をCMで振り返る「白戸家」誕生、「こども店長」など

京都の老舗茶舗の名を冠した
メロディやキャッチコピーを耳にしただけで商品やサービスを思い出し、当時の記憶を甦らせるCM。名作CMを振り返ると、平成という時代の移り変わりも見えてくる。2000年代は、インターネットと携帯電話の普及によって、世の中が大きく変わっていった。
2001年に「自民党をぶっ壊す!」と宣言した小泉内閣は、戦後内閣歴代1位の支持率を記録。「聖域なき構造改革」の結果、「格差社会」を加速させた。一方、暮らしを激変させたのはインターネットと携帯電話だ。2007年には携帯・PHSの契約数が1億人を突破した。2006年に誕生したソフトバンクモバイルが最初のCMキャラクターにキャメロン・ディアスとブラッド・ピットを起用したのは衝撃的だった。力士のCM進出も目立ち、ANAの「エコ割」には高見盛と白露山、日本コカ・コーラには朝青龍が「ファン太郎」として登場。大滝秀治の「つまらん」(キンチョール)も話題に。
2000年代を彩った、印象的なCMを振り返ってみよう。
●2000年 日本コカ・コーラ/ジョージア明日があるさ「登場」篇
サラリーマンに扮した浜田雅功を主役に、吉本興業のタレントが同僚として出演。昭和30年代のヒット曲『明日があるさ』の替え歌が、日本に活力を与えた。
●2004年 サントリー/伊右衛門「のれん」篇
京都の老舗茶舗・福寿園創業者の名を冠したお茶。本木雅弘扮する茶作りにひたむきな夫と、宮沢りえ扮する妻の物語が、愛され続けるシリーズに。
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