「万が一のことを考え、子供が大学に入るまでは1000万円の保険金が下りる定期保険に加入。でも今は大学生になったので、保障額を600万円に減らしました。保険料は年間3万円ほどです。卒業したらこの保険は解約か、さらに減額するつもりです」

 ライフステージによって保障内容を見直せば、保険料をグッと節約できるのだ。

「すべての不安を保険で解消しようとすると、過剰に保険に入りがちです。そして『今まで払ってきた保険料がもったいないから、やめたら損』と考えて、やめられなくなってしまう。でも、それこそムダです。

 できるだけシンプルな保障内容にして、自分で抱えきれないリスクのみを保険でカバーする。子供の独立などライフステージの変化に合わせて見直す。または保険が不要になった時は、思い切って解約すべきです」(横川さん)

 見直しの際、近年、街角に急増中の「無料相談ショップ」に行くのは要注意だ。

「無料相談所とはいっても、実態は保険の“販売所”です。保険を売った方が儲かるわけで、医療保険など余計な保険を勧められることもある。自分で本当に必要な保障を見極めるか、信頼できるFPなどに相談するほうがいい」(横川さん)

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

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