──高島幹事長と面会して1週間後、15日に小池氏と二階さんが面会した。
高島:腹が立ったかって? ぜんぜんです。『あっそ』ってくらい。マスコミではその日、同じオークラの山里に安倍首相も来ていたことに様々な憶測が広がっているようだが、(総理の会合と二階・小池両氏の会合は)全く別々だと聞いている。
──1月に都が公表した築地再開発の「素案」は抽象的な“白紙”に近い内容です。広大な跡地の真ん中をわざわざ自民党のような対抗勢力の意向に従って自由に描けるような、小池知事が得意とする“アウフヘーベン”する余地を残したプランにも見える。
高島:それは考えすぎですよ。ただ信用できるかどうかは別にして、僕は小池さんを憎んでいるわけではない。議会人としてはいろんな場面があっていいと思っていて、話したい、と言われれば受けるし、何もかも批判するわけではない。だが、きょうまでの段階では、とても手を握れるような場面はないね。