国内

豪雨体験施設、梅雨から世界最大豪雨600mmまで体験可

大雨が体験できる施設は連日子供たちで大賑わい(写真/アフロ)

 近年、大雨による災害が急増している。天気予報での雨量チェックが防災の第一歩となるが、1時間あたり30mmや50mmの雨といわれてもピンとこない。

 そこで記者がやってきたのが、「水のめぐみ館 アクア琵琶」。ここには、「雨たいけん室」があり、1時間あたり5mmから最大600mmまで、4段階の雨量を体験することができる。

 いつでも誰でも自由に入ることができるので、子供たちにも大人気だという。

 さっそく施設の入り口へ行くと、レインコート、長靴、雨傘が用意されていた。最後はずぶ濡れになってしまうのでフル装備がオススメだ。

 用意ができたところで中へ。ボタンを押すと雨が降り出す仕組みになっていて、まずは1時間あたり5mmの梅雨時の雨から。これは誰もが体験している雨量で、細かい水滴が透明のビニール傘の中からも見える。次に、大阪で2年に1度ぐらい降る35mmの強い雨。パラパラと傘をたたく雨音が聞こえる。

 次の187mmの雨は、長崎県長与町で記録された日本一の大雨だ。雨粒も大きくなり、実際に降っている雨なら風やコンクリートの地面にたたきつけられた雨で、足元がビチャビチャになってしまうのは間違いない。

 最後は600mmの世界最大の豪雨。雷や強風などの効果音もあり、迫力満点だ。雨というより上からバケツに入った水をかけられたような感覚で、小さな子供だったら傘を持っているのもやっとだろう。水は怖い。本気でそう思った。

【水のめぐみ館 アクア琵琶】
住所:滋賀県大津市黒津4-2-2
営業時間:9時30分~16時30分(入場は16時まで)
定休日:公式サイトで確認
料金:無料 予約不要

※女性セブン2019年4月18日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン