眞子さまは変わらず小室さんに思いを寄せられているという(撮影/JMPA)

◆お金がなければ「留学ビザ」も取れない

 小室さんの代理人弁護士はメディアのインタビューに、「すでにJDコースへの進学や奨学金のエントリーを済ませている」と話している。

「9月からのJDコースへの入学許可、および奨学金に選ばれるかどうかは、3月末にエントリーを締め切ってから、大学側が2~3週間かけて慎重に審査します」(前出・大学関係者)

 前述のマーティン奨学金は、小室さんが「自分はプリンセス・マコのフィアンセだ」と自己アピールしたことが考慮され、選ばれた側面が大きいとみられている。

「JDコースで学費が免除される奨学金を得られるのは、約400人の学生のうち、たった2人だけ。条件は、『類い稀なる成績と、強力なリーダーシップ』と定められています。小室さんは日本の大学でも法学を専門的に勉強したこともないので、かなり高いハードルだと思います」(前出・大学関係者)

 ところが、急転直下の事態が起きた。奨学金の申し込みが締め切られた直後の4月頭、小室さんに「学費免除の奨学生に選ぶ」という連絡が入ったという。

 大学側による「2~3週間の審査期間」は小室さんにはなぜか設けられなかった。相変わらず、「天皇陛下の孫の婚約内定者」の立場を背景に、特別待遇は続いているのか。

 ただし、たとえ奨学生に選ばれたとしても、今年までの半分程度しか奨学金は受け取れない。今後2年間、留学を続けるなら1000万円程度は“自腹”で用意する必要があるということだ。

 大学への入学金や授業料、短期留学の費用などを佳代さんの元婚約者に頼っていた小室家は、どのようにしてそんな大金を捻り出すのだろうか。

「通常、アメリカに留学するには『留学ビザ』が必要です。大使館に申請するためには、入学許可証の他、留学中の授業料や生活費の支払い能力を証明する『銀行の残高証明書』が必要です」(留学コーディネーター)

 小室さんは大学3年生の時にもアメリカに留学しているが、その時には、元婚約者に一時的に200万円を借り、それを“見せ金”にして留学資格を得たとされる。

 小室さんを信用する「裕福な支援者」からサポートを受ける他ないだろう。秋篠宮さまや紀子さまはその“錬金術”を心配されていないだろうか。

「小室さんは事務員として働いていた弁護士事務所から年間300万円ほどの支援を受けているそうです。働いているわけではないが、“帰国したら働いてもらう前提”のお金だそうです」(皇室ジャーナリスト)

 母・佳代さんの元婚約者の時からそうだが、「自分で稼ぐ」のではなく、あらゆる「支援」を利用して苦境を乗りきる小室さんの姿は、むしろたくましくもある。

 宮内庁関係者がこうため息をつく。

「留学が継続できるとなると、9月に新カリキュラムがスタートするまでの3か月間、大学の講義はないので、小室さんは“ニート状態”になります。ちょうど今夏には、眞子さまがペルーなど南米西海岸を訪問される予定です。アメリカ経由で移動される可能性が高い。時間的に余裕がある小室さんはどうするのか。

 もし日本に帰国するとしても、その間はまた24時間の警備が必要になり、“いつまでやるのか”と国民から疑問の声が上がるのは必至です」

 新たな金銭面での不安を抱え、小室さんは運命の4月を迎えていた。

※女性セブン2019年4月25日号

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