ライフ

退職金専用定期預金、開設するか否かで50万円差がつくことも

ATMの「利便性」「手数料」も口座選びのポイント

 制度を賢く利用して年金収入を最大化し、支出を効率的に圧縮する──それと並んで《年金戦略》において重要なのが、「どう管理するか」だ。年金や退職金の「受取口座を変えるだけ」で、より多くの“果実”が得られるようになる。

◆「退職金専用定期」は2度使える

 長年勤め上げた職場を同時期に定年退職し、同額の退職金3000万円を受け取った60歳のAさんとBさんがいると仮定しよう。

 Aさんは、それまで給与振込口座にしていたメガバンクの口座を解約し、自宅近くの地銀で新たに口座を開設。「退職金専用定期預金」に3000万円を預けた。一方のBさんは、退職金を現役時代の給与振込先に指定していたメガバンクの普通預金口座に預けたままにした。

 わずか1年後、Aさんの退職金には48万円の利息(税引き後)がついたが、Bさんにはわずか300円の金利しかつかなかった。口座の違いだけで、約50万円の差がついたことになる。

 年金も受け取る口座で大きな違いが出る。65歳になった両氏は、月額20万円の年金を受給し始めた。Bさんは現役時代のメガバンク口座をそのまま年金受取口座として使ったのに対し、Aさんは「地銀の年金定期預金」に受け取った年金を回した。

 結果、年金の受給開始から1年間で、Bさんの預金についた利息がわずか約16円だったのに対し、Aさんは約800円の利息を得た。

 これだけ見るとわずかな差にも感じられるが、年金は亡くなるまで受給が続く。積み重なれば老後資金も大きく変わってくる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された
《水戸市・31歳ネイリスト女性死亡》「『誰かのために働きたい』と…」「足が早くて活発な子」犯人逃走から6日間、地元に広がる悲しみの声
NEWSポストセブン
浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化
《声をかけて寄り添って》浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化 沈黙から一転、見られていた「雪解けの予兆」
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された秋篠宮家次女・佳子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀で見せた“ハート”》佳子さま、“お気に入り”のエメラルドグリーンドレスをお召しに 刺繍とハートシェイプドネックがエレガントさをプラス
NEWSポストセブン
元仙台高裁判事の岡口基一氏
「裁判所当局が嫌がった核心は白ブリーフだった」 弾劾裁判で法曹資格を失った岡口基一氏が振り返る「岡口裁判の急所」とは 裁判所と司法記者クラブの問題点も指摘
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された皇后雅子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀の“ブルーリンク”コーデ》皇后雅子さまはスタンドカラーでフォーマルに、愛子さまはマオカラー風で親しみやすさを演出
NEWSポストセブン
ネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された水戸市のアパート
「赤ちゃんをかばおうとしたのか…」「複数の凶器で犯行」水戸市で死亡のネイリスト女性(31)がかつて警察に相談していた“人間関係トラブル” 
NEWSポストセブン
1995年、チャリティーゴルフ前夜祭に参加した“ジャンボ”こと尾崎将司さん(左)と長嶋茂雄さん
【追悼・ジャンボとミスターの物語】尾崎将司さんと長嶋茂雄さん、昭和のスポーツ史に名を刻んだレジェンド2人の重なる足跡 ライバルと切磋琢磨し、後進の育成に取り組んだ
週刊ポスト
松田烈被告
「スマホから『映してください』と指示の声が…」ネットで“性的暴行してくれる人を募集”した松田烈被告(28)、被害女性が語った“外道すぎる犯行”
NEWSポストセブン
真美子さん(共同通信)が使用していたブランドとは
《ハワイ・ファミリーデートで真美子さんが持っていたプチプラバッグ》「同年代インフルエンサーのアスレジャーブランド」か?と話題に 実用性の高いトートバッグ、大谷は「娘のベビーカー担当」
NEWSポストセブン
郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「奥羽山脈周辺に“異常変動”が集中」「千葉県が大きく沈降」…2026年初めに警戒すべき5つの地域
週刊ポスト
ジャーナリストの溝口敦氏(左)とフリーライターの鈴木智彦氏
《溝口敦氏×鈴木智彦氏が対談》山口組抗争終結後の暴力団 勝ったはずの六代目山口組含めて勢力は縮小、トクリュウのほうが経済規模も大きく勢いがある現状
週刊ポスト