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原酒をブレンドし世界に1つのワインをつくるワークショップ

飲み比べを行うと、酔いも手伝い和気あいあいとした雰囲気に

 ワークショップとは、“体験型講座”のこと。ただ講座を受けるのではなく、実技などを行うのが特徴で、定期的に通う習い事とは違って、好きな時だけ参加できる自由度の高さも話題になっている。そこで今回、注目のワークショップに潜入取材を行った。

【アッサンブラージュ ワークショップ】(キッコーマン/東京)

 ワインは通常、キュヴェとよばれる原酒をブレンドしてつくられる。この工程を“アッサンブラージュ”といい、通常は醸造責任者など、限られた技術者しかできない。

 そんなブレンドの方法を学び、世界に1つだけのオリジナルワインをつくれるのが、このワークショップだ。

 用意されるのは、フランス産「カベルネ・ソーヴィニヨン2015」やチリ産「メルロー2017」など5種類のキュヴェ。つくりたいワインのテーマを決めたら、5%単位で各キュヴェをブレンドし、最後に完成したワインを参加者同士でシェアし飲み比べる。この日ブレンドしたワインは、ボトル詰めされて宅配されるため、自宅でも楽しめる。

 ワークショップは約2時間。各キュヴェの味や香りなどを比較したら、好みの味にブレンドし、結果をシートに記入。「酔って味がわからなくなってきた」と笑う参加者も。

 スポイトで量って混ぜる作業も。化学実験のような楽しさもある。

 自分でブレンドしたワインが1本(720ml)、後日宅配される。ラベルも数種から選べる。「妻にプレゼントしたら、おいしいと言ってもらえてうれしかった」という参加者も。

■アッサンブラージュ ワークショップ
住所:東京都港区西新橋2-1-1キッコーマン東京本社1F KCCホール
料金:7560円(キュヴェ5種、スポイト、当日つくったブレンドのボトル詰ワイン1本〈720ml〉、配送費を含む)
※WINE BLEND PALETTE(https://wine-bp.jp)で会員登録後(登録無料)、申し込み。

※女性セブン2019年5月30日号

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