元同僚がライバルになってピリピリモード(写真/ロケットパンチ)
現在の視聴率トップは昨年まで小川アナがMCを務めていた『報ステ』で、週平均11~13%前後。後を追うのが『news zero』で平均6~8%前後。残りの3局はいずれも4~5%前後の団子状態。
「23時台は各局が同じ話題を扱うことも多く、視聴者がコロコロとチャンネルを変えやすい時間帯です。小川アナは『報ステ』時代から男性人気が非常に高かった。“数字”を持っている彼女の参戦で、順位が大きく変わるかもしれません」(同前)
なかでも緊張が走るのは、小川アナの古巣のテレ朝だという。
「小川アナは昨年10月、徳永アナの抜擢と同時にAbemaTVのニュース番組に異動した。複雑な感情があったはずですが、退社時の送別会では、『会社とアベマには本当に感謝しています』と涙を流し、スタッフ1人1人と握手を交わしていた。『23』の抜擢に関しては正直驚きましたが、彼女を悪く言う局員は少ない。
ただ、徳永アナはピリピリムードだと聞いています。放送が始まれば小川アナと比較されるのは確実なので、徳永アナはなんとか自分の色を出そうと、最近は現場取材にもよく顔を出すようにしている。上層部も彼女のコメントに“鋭さ”を求めており、“どんどんフィールドに出して勉強させろ”とハッパをかけているようです。『報ステ』は視聴率2桁死守を掲げており、小川アナの『NEWS23』に視聴者を奪われないよう試行錯誤を繰り返しています」(テレ朝関係者)
※週刊ポスト2019年5月31日号