芸能

『あさイチ』リポーター藤原薫、「遠回りはいちばんの近道」

『あさイチ』でリポーターを務める藤原薫

「女性セブン読者のマダムとデートしている気分で!」とカメラマンが声をかけると、「マダム~!」と爽やかに呼びかけ手を差し伸べた藤原薫(23才)。『あさイチ』(NHK)の中継リポーターとして元気な笑顔で全国を飛び回り、“薫くん”の愛称で親しまれている。

「ぼくを見かけたら、気軽に声をかけてください! 喜んで写真もサインもお受けします。これまで突然で色紙がないこともありましたが、スマホやTシャツ、時には軽トラのボンネットなど(笑い)、いろいろなところに名前を書かせてもらっています」(藤原・以下同)

 ロケでは居合やどじょうすくいに挑戦、動物との触れ合いなど、さまざまな体験を通して各地をリポートする。

「3年目になりますが、地方のおいしい特産品を食べ、その土地ならではの貴重な経験もできて、恵まれています。3月には日本一の競技用けん玉の里・山形県長井市を訪れ、生放送で『世界一周』の技に挑戦しました。前日筋肉痛になるほど練習したのに、フィニッシュが決まらなくて悔しかったぁ。負けず嫌いで今も自宅で練習を続けています。今後けん玉名人の役があれば、経験を生かせると思います」

 本業は俳優で、子役から活動してきた。

「リポーターの仕事を受ける際、ほぼ毎日地方の生中継とは想像していなくて、同年代の役者の活躍に比べて自分はこれでいいのかと、最初は不安もありました。でも人それぞれの道がある。まずは『あさイチ』の仕事を大切にして、皆さんに名前を知ってほしいです。遠回りはいちばんの近道だと思えてから、中継もより楽しくなりました」

 夢は「2つの顔がある人ってかっこいいですよね」と語り、リポーターと俳優、2つの顔での飛躍を誓った。

【プロフィール】藤原薫/ふじわら・かおる●1995年9月6日生まれ、東京都出身。2008年に俳優デビューし、映画『告白』(2010年)、ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系・2011年)など数々の話題作に出演。2017年より『あさイチ』(NHK総合)で「おでかけLIVE」レギュラーリポーターを務める。

※女性セブン2019年6月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
横山剣氏(左)と作曲家・村井邦彦氏のスペシャル対談
《スペシャル対談・横山剣×村井邦彦》「荒井由実との出会い」「名盤『ひこうき雲』で起きた奇跡的な偶然」…現代日本音楽史のVIPが明かす至極のエピソード
週刊ポスト
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
焼酎とウイスキーはロックかストレートのみで飲むスタイル
《松本の不動産王として悠々自適》「銃弾5発を浴びて生還」テコンドー協会“最強のボス”金原昇氏が語る壮絶半生と知られざる教育者の素顔
NEWSポストセブン
沖縄県那覇市の「未成年バー」で
《震える手に泳ぐ視線…未成年衝撃画像》ゾンビタバコ、大麻、コカインが蔓延する「未成年バー」の実態とは 少年は「あれはヤバい。吸ったら終わり」と証言
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン