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厚労省内が暑すぎ、朝からガリガリ君&「拘牢省…」の悲鳴も

厚生労働省、環境省が入る中央合同庁舎第5号館(時事通信フォト)

 熱中症対策の旗振り役、厚生労働省。その厚労省の職員たちから「オフィスが暑すぎる」「これじゃ拘牢省だ……」という悲鳴が続出している。

 東京都心が4日連続で気温30℃超を記録した5月下旬、千代田区・霞が関のビル内にあるコンビニでは、アイスがバカ売れ。朝から『ガリガリ君』を食べながら仕事する人もいたという。厚労省関係者が話す。

「省内の冷房がぜんぜん効いてないんです。同じ建物の上のフロアに入っている環境省が打ち出した省エネ方針もあって、7月になるまで冷房が使えないらしい。暑すぎて、省内で熱中症患者が出るんじゃないかと話しているくらいです」

 厚労省と環境省が入るのは、地上26階建ての「中央合同庁舎第5号館」。記者が温度計を手に庁舎を訪ね、何か所かで測ってみると、気温は概ね30℃前後だ。空気が籠もっている分、屋外よりも暑く感じる。普段は黙々と仕事をこなす入り口の警備員も「暑いね~」「ありえない暑さだ」とボヤキ合っていた。

 記録的な暑さなのだから、臨機応変に冷房を使えばいいとも思えるが、やはり“お役所仕事”ということか。厚労省の施設管理担当者に聞いた。

「冷房の本格運転は7月1日からですが、5~6月は時間を限定して試験運転を行なっています。ビル内に複数の気温測定ポイントがあり、その過半数が28℃以上になると試験運転で冷房をつけています」

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