そうであれば、場所によっては30℃以上になるところがあってもおかしくない。「冷房がぜんぜん効いてない」「暑すぎる」というのも頷ける。
霞が関にある別の省庁が入るビルでも冷房の「本格運転」は7月スタートで、厚労省だけが特別に暑いわけではないようだが、前出の厚労省関係者は、「5号館は面積あたりの人数が多いというし、ビルが比較的高くて西日が直撃するから特に暑いことで知られている」と語る。
厚労省はホームページで「節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください」「無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使いましょう」と呼びかけ、特に職場での熱中症対策として『令和元年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」』を展開しているが、“我が家”の熱中症対策は後手に回っているようだ。
※週刊ポスト2019年6月14日号