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2019.06.20 16:00  週刊ポスト

星野リゾート代表、東京五輪後のホテル業界の勢いを分析

旧奈良監獄(提供/星野リゾート)

──海外展開についてはどう考えていますか?

星野:もちろん、日本人観光客の市場がある程度減少していくことを踏まえれば、海外にも活路を見出す必要がある。星野リゾートも、海外で通用するホテル運営会社を目指します。

 2017年にはインドネシアのバリ島に「星のやバリ」をオープンし、初の海外進出を果たしました。今夏は、台中郊外に「星のやグーグァン」を開業します。台湾へ行く日本人観光客は多いですが、ほとんどが台北に留まっている。しかし、台中・台南は観光資源の宝庫です。良質な温泉がたくさんあるし、富士山より標高が高い山もある。大きな可能性を感じます。

 実はその魅力に気付いていない台湾の方も沢山いらっしゃいます。「星のや」ブランドで、あまり知られていなかった台北以外の台湾の魅力を引き出すことに挑戦したい。運営フィーが円だけではなく、ドルでもユーロでも元でも入ってくるようなグローバル企業を目指します。

「星のや東京」(提供/星野リゾート)

【PROFILE】ほしの・よしはる:1960年、長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、米コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。日本航空開発、シティバンクを経て1991年に星野温泉(現・星野リゾート)代表取締役に就任。自社のリゾート施設運営のほか、経営破綻した大型リゾートの再生事業にも着手する。

●聞き手/河野圭祐(ジャーナリスト):1963年、静岡県生まれ。経済誌編集長を経て、2018年4月よりフリーとして活動。流通、食品、ホテル、不動産など幅広く取材。

※週刊ポスト2019年6月28日号

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