吉田の頼りは清宮幸太郎(時事通信フォト)

 とはいえ“チャラい”のは髪型だけ。同世代では中日に入団した根尾昂(19)の真面目ぶりがよく知られるが、吉田も夕食後は腹ごなしに2時間マシンバイクをこぎ、街灯のない真っ暗な二軍球場の周辺を走り込んでいるという。

「大谷も練習熱心でしたが、吉田もそれに負けず劣らずの努力家です。完全オフの日でも、トレーニングルームでマシンをやったり、ストレッチをしていますし、大好きだったコーラやポテトチップスも断った。

 出世部屋の先輩でもある“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹(31)は、吉田に“休む時はしっかり休んだほうがいい”とアドバイスを送ったらしいですが、どうやらあまり耳を貸していない様子ですね(笑い)」(スポーツ紙デスク)

 シーズンを通して一軍にいれば、地方遠征も増える。「大谷は、外出時に行き先と同伴者を栗山(英樹)監督(58)に報告していました。寮では球団職員の目が行き届いていますが、特に遠征先だと誘惑が多いですから、吉田にも同様のルールが課されることになるでしょう。柿木とは一軍と二軍で離ればなれですから、清宮に四六時中付いて回るんじゃないですか」(スポーツ紙記者)

※週刊ポスト2019年7月5日号

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