ライフ

高速バス旅行の魅力 「妻が買い物中に夫は地ビール」も可能

入浴施設の露天風呂では富士山が望める(写真提供/時之栖)

 高速バスには夜に乗り込み、朝方に到着する運行だけでなく、6~7時間の滞在を目的とした往復便も多い。昼運行のバスは、全体の9割を占めている。

 家族で外出となれば、ショッピングを楽しみたい人と観光を楽しみたい人とに分かれることもしばしば。アウトレットと大規模リゾートを組み合わせたコースがおすすめだ。たとえば東京発なら、以下のコースはどうだろう。

【モデルコース】
池袋8:05→(高速バス)→9:40御殿場プレミアム・アウトレット10:00→(路線バス)→10:27時之栖(温泉、地ビールレストラン、ウォーキング、各種スポーツ施設にてレジャー)13:40→(無料送迎バス)→14:00御殿場インター14:05→(無料送迎バス)→14:15御殿場プレミアム・アウトレットでショッピング16:15→(高速バス)→17:45池袋

『時之栖』にあるレストランでは富士山の湧水を使った地ビールを味わえる(写真提供/時之栖)

「御殿場プレミアム・アウトレット」には200を超える専門店とレストランがある

地ビールレストラン「グランテーブル」の料理(写真提供/時之栖)

【費用】
池袋~御殿場プレミアム・アウトレット往復:3300円
(路線バス)御殿場プレミアム・アウトレット~時之栖:520円
※時之栖(ときのすみか)での食事やアトラクション、アウトレットでのショッピング代金は別途負担
※往路バス車内でアウトレットの割引クーポン(各店舗の割引などの特典)が配布されるほか新宿発や東京駅発など多数の路線がある

 高速バスマーケティング研究所代表・成定竜一氏が語る。

「クルマで行く場合、運転する人はお酒が飲めません。高速バスであれば、奥さんや家族が買い物を楽しんでいる間、旦那さんが地ビールを飲んだり温泉に浸かったりしてゆっくりする、という過ごし方も可能です」

池袋と御殿場プレミアム・アウトレットを約1時間半で結ぶ(写真提供/国際興業バス)

※週刊ポスト2019年7月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト