芸能

嵐と関ジャニ∞がSMAPを熱唱 ジャニーさんへの思いで実現

ジャニー社長の訃報が伝えられると多くの報道陣がジャニーズ事務所前に集まった(9日深夜)

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が7月9日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため、都内の病院で亡くなった。87才だった。

 6月18日に倒れ、都内の病院に入院していたジャニーさん。病室には連日ジャニーズ事務所のタレントたちがお見舞いに駆けつけていた。そして、その教え子たちは、ステージの上からも、ジャニーさんへの励ましのメッセージを送っていた――。

 約9000人の観客と、鳴り響く音楽に、まばゆいほどの照明。そして、アーティストが見せるパフォーマンスで会場は熱気にあふれた。その舞台裏では、ケータリングをつまんだり、ストレッチをしたり、鏡の前で振り付けを確認するなど、彼らは出番を待っていた。

 そこに、「本番前!」の声がかかると、一様に表情を引き締めてステージへと向かう。その胸の内には、“恩人”への思いが宿っていた――。

 7月6日、千葉・幕張メッセで9時間半にわたって開催された音楽特番『THE MUSIC DAY 時代』(日本テレビ系)が放送された。総勢60組以上が出演した、音楽の祭典。2013年から毎年夏に行われ、今年の平均視聴率は16.3%と過去最高だった。そのステージでひときわ存在感を放ったのが、ジャニーズ事務所のタレントたちだった。

「この番組はメドレー形式を多用しています。特にジャニーズのグループをシャッフルしたメドレーは、いつもと違う“顔”が見られるからと、毎年注目される人気企画。今年の好視聴率はこのメドレーも一因だったそう。今回は特番の前半と後半の2回に分けて、『デビュー曲メドレー』を披露しました」(番組関係者)

 その注目のメドレーでは嵐や関ジャニ∞など8組が、グループの垣根を越えて歌声を披露した。

 嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を歌いながら全出演者が登場すると、King & Princeのデビュー曲『シンデレラガール』が流れる。関ジャニ∞の村上信五(37才)らの熱唱で、会場のボルテージは上がる。

 そして、関ジャニ∞のデビュー曲『浪花いろは節』になると、Hey! Say! JUMPの知念侑李(25才)が、憧れの人である嵐の大野智(38才)に肩を組まれて熱唱。SNSのトレンドワードには「村上くん」「知念くん」などがランクインした。

◆解散以来ほぼ封印されていたSMAP

関連記事

トピックス

行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン