「解散したグループで唯一、デビュー曲メドレーのラインナップに入ったことに、大きな意味がありました」(前出・テレビ局関係者)
同じく解散した光GENJIや男闘呼組のデビュー曲は、今回のメドレーに含まれなかった。SMAPの楽曲が選ばれたのには、所属タレントたちの思いが詰まっていたからだったという。
「ジャニーさんが常々、SMAPのことを“自分の子供たちのようだ”と繰り返し言っていたことは、所属タレントみんなが知っている。そこで、病と闘っているジャニーさんのためにも、SMAPの楽曲を歌い、励ましたいと考えたのでしょう。当然、SMAPファンへの思いもあったでしょうが、今回、デビュー曲をメドレーで披露する以上、ジャニーさんの思いが強いSMAPは外せないという結論に至ったのだと思います」(前出・テレビ局関係者)
番組の今年のテーマは「時代」だった。そこにデビュー曲メドレーを持ってきたのは、新しい時代に向けて、一度初心に戻るという意味も込められていたという。
「新しい時代が来ても、ジャニーさんが築いてきたもの、そこから学んできたものはみんなで受け継いでいく、そんな気持ちの表れでもあった。ジャニーさんはその模様をチェックできる状況ではなかったかもしれませんが、病室のテレビには彼らの活躍する姿が流れていたはず」(前出・番組関係者)
嵐らの歌やパフォーマンスは師の心に届いたことだろう。
※女性セブン2019年7月25日号