天皇になられる準備が進められる悠仁さま(撮影/JMPA)
8月中旬には秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが、ブータンへ私的旅行に出かけられる予定だ。不測の事態を考慮し、皇位継承第1位の秋篠宮さまと、第2位の悠仁さまが利用する民間機を、別便にする方向で調整されていると報じられた。
「リスクを分散するための、当然の危機管理といえます。同時に、悠仁さまの身の安全がどれだけ重要かを示し、“将来の天皇”であることを世間にも強く印象づける面もあるのではないでしょうか」(別の宮内庁関係者)
あらゆるチャンスを通じ、公務に取り組む姿を世間に示すことでも、秋篠宮家の“信頼回復”に努められている。
紀子さまは6月27日から7月6日まで、秋篠宮さまと共にポーランドとフィンランドを訪問された。日本に帰国されてからも、立て続けに公務や行事に臨まれている。
帰国2日後の8日、ご夫妻でご帰国の挨拶として賢所を参拝され、同日、紀子さまは赤坂東邸で「令和元年度ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ 時代における結核制圧コース」研修生と懇談された。続く10日から11日にかけては、「献血運動推進全国大会」臨席のため、単独で石川県をご訪問。さらに15日には悠仁さまを連れて東京・江東区で行われた「国際地図学会議」の展示をご覧になり、17日から18日にかけては「海フェスタしずおか」臨席のために静岡県をご訪問と続く。22日には、松濤美術館(東京・渋谷)で開催されている洋食器メーカー「大倉陶園」の企画展に足を運ばれた。
「両陛下から引き継がれた公務などもあって、以前よりも紀子さまは多忙になられています。公務や行事は依頼を受けて出られるものですが、必ずすべてに出席しなければならないわけではなく、取捨選択はできます。しかし今はご自身で、お出ましのスケジュールを詰め込まれているような印象を受けます」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2019年8月8日号