高級感溢れる店舗コンセプトをどこまで広げられるか

高級感溢れる店舗コンセプトをどこまで広げられるか

 マツダではクルマのデザインは全車統一感を出し、「どのクルマも似ていてつまらない」と考える人たちよりも、一目でマツダ車とわかるブランドアイデンティティに共感する人をターゲットにしている。

 最近、「MAZDA3」を皮切りに「MAZDA6」「MAZDA2」と従来のペットネームを廃することを打ち出した点も相まって、仮想ライバルは国産メーカー以上に、輸入車、特にドイツ勢を中心とした欧州メーカーに置いていると映る。それだけに、ブランドイメージの一段のアップのためにも、都心のショールームは喉から手が出るほど欲しいのだ。

 現時点で、都心のフラッグシップショールームはなかなか叶わないが、目黒碑文谷店で神奈川県方面からの潜在顧客をカバーし、今回の板橋本店では埼玉県方面からの潜在顧客をカバーすることとなった。まずは都心の外周、外堀を埋める形で、ブランド力の一層の向上に向けたピースがはまった段階といえる。

 来年2020年は、マツダにとって創業100周年の節目の年。そのメモリアルなアニバーサリーイヤーに念願の都心ショールームが出せたら最高なのだが。

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