芸能

芸能人の移動手段事情、ママチャリ使いの大物俳優も

2015年に第1子、2018年に第2子を出産した国仲涼子の自転車姿

 女優・国仲涼子が3人乗り電動自転車で買い物に行く様子がキャッチされたが、子育てを頑張っている様子がうかがえるとのコメントもネットには書き込まれた。著名な芸能人には、常時運転手が迎えに来たり、タクシーに乗るイメージがあるかもしれないが、「芸能人と自転車」は珍しくないという。

 中堅のお笑い芸人・Aは、東京・三軒茶屋に住んでいるが、お気に入りの場所は下北沢。タクシーで行けば片道1000円ほどだが、「運動もしたいですし、自転車で15分ぐらいで着くのでいつも自転車で通っています」と語る。

 さらには「芸能人がいつも贅沢するわけないじゃないですか。いつ仕事がなくなるかわからないですし、節約は心がけています」とも語っていた。

 Aが言うように、芸能人と自転車はごく当たり前のようだが、大きなギャップで住民を驚かせた大物俳優がいる。

 都内の高級住宅街で、自主制作映画を撮っていた住人Bさんは、白塗りのピエロが暗闇の中、ただ立っているだけ、という不気味なシーンを撮影していたのだが、そこにママチャリに乗った男性が通りかかった。

「うわっ!」と驚いた男性は自転車を止めた。現場監督が「あっ、驚かせてすいません!」と言って、自転車のほうを見るとその男性は柄本明だった。柄本は笑顔を浮かべながらこう言ったという。

「いえいえ、私も同じような仕事をしておりますので。頑張ってくださいね。いい作品を作ってください」

 そう言い残し、再びママチャリに乗ってキーコキコとゆっくりと去って行った。以後も柄本がママチャリでゆっくりと走る姿を見たといい、この住民は「まさかあんな大物俳優がごく普通のママチャリで移動しているのは驚きましたし、気さくに話しかけていただき、本当に嬉しかったです」と語った。現場の士気は一気に高まり撮影にも好影響だった。ちなみに映画は完成しなかったそうだが…。

 前出の芸人・Aはテレビにも出ているため、顔は知られている。普段の移動は自転車と電車なのだが、電車に乗って立っているとその前に座っている客から驚かれることもあるようだ。その時よく言われるのが「えっ、Aさんでも電車に乗るんですか?」というセリフだという。

 Aは「そりゃあ、芸能人だって電車ぐらい乗りますよ。新幹線だってグリーン車に乗るわけでもないし、普通車に乗ります。なんで芸能人=金持ち・浪費家ってイメージがあるんですかね」と苦笑した。

自転車に乗ってもきれいな横顔は目立つ

関連キーワード

関連記事

トピックス

千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン