さらに、田子ノ浦部屋後援会関係者は「もう一つ、問題が残っている」と話す。
「独立して部屋を興すには、やはり結婚する必要があるでしょう。現役中は土俵が優先だとして後援者が持ち込む見合いを断わっていたが、独立して部屋を構えるなら弟子たちの母親代わりとなる女将さんは不可欠。部屋の有力後援者の娘さんと結婚して、その実家が部屋を興すスポンサーになることも多いが、部屋と折り合いの悪い状況の稀勢の里は、どうするつもりなのか見えてこない」
綱取りよりも難しいかもしれない嫁取りが、稀勢の里の今後を左右する?
※週刊ポスト2019年8月16・23日号