「動悸・息切れ」は“年のせい”と放置しがちだが、軽く考えてはいけない。
「脈の乱れを伴っている場合、不整脈の一種である『心房細動』の可能性があります。心房細動が続くと血流が乱れて血栓ができやすくなり、脳の血管に詰まって脳梗塞を起こしたり、心臓のポンプ機能が低下し、心不全を悪化させる一因となります。
階段で息切れがひどくなった、などの自覚症状がある方は、一度脈を測ってみることをお勧めします。親指の付け根あたりから手首の動脈を30秒ほど触って、不規則な脈の打ち方をしている場合は心房細動かもしれません」(同前)
※週刊ポスト2019年8月16・23日号