医師たち自身が「受けたい」検査のトップに躍り出たのは、「血液検査」。なんと第2位にダブルスコアをつけての断トツぶりだ。その理由も「血液が健康状態をいちばん表している」など単純明快。採血だけで済む、苦痛や痛みが少ない検査でありながら健康状態に関する多くの情報が得られることがその理由のようだ。

 新潟大学名誉教授で医師の岡田正彦さんが解説する。

「欧米では検診や検査を受けすぎると、本来は治療不要なわずかな異変を見つけてしまい、その結果『過剰医療』につながるという考えが一般化しています。ゆえに検診項目はシンプルになりつつありますが、それでも血液検査は有用だとされている。

 たとえば血糖値やコレステロール値が高ければ、将来なりやすい病気も想定できる。油ものを控えようとか、運動をしよう、といった生活習慣上でどんな努力をしたらいいのか明確になります」

 たしかに検診の結果票を見て、ダイエットを決意した経験を持つ人も多いはず。体調管理のモチベーションアップの面でも評価できるようだ。

※女性セブン2019年9月12日号

腫瘍マーカーやバリウム検査に「受けたくない」の声が

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