宮野が着ていたTシャツの胸には「MSGM」のロゴが光っていた。これはイタリア・ミラノ発の人気ファッションブランド。男女問わず着られるストリートウエアで、日本では人気タレント、モデルがこぞって愛用し出したことから、ブームに火が付いた。2016年には表参道に日本初のフラッグシップストアがオープン。この8月には、木村拓哉・工藤静香夫妻の次女でモデルのKoki,(16才)が、『MSGM MAGAZINE』の表紙を飾ったことでも話題に。そんな新鋭ブランドを、宮野は早くから愛用していたという。
「宮野さんは常に人に見られることを意識しているからファッションにも抜かりがない。外出する時は極力変装もしないとか。プロ意識の高さは服装だけでなく、2008年に妻子がいることを公表しましたが、それ以降はプライベートに関しては語らない主義を貫き、ファン離れは最小限に抑えられました。出演作へのイメージの影響を心配しての配慮で、まさにプロの鑑です」(前出・アニメ業界関係者)
ちなみに舞台挨拶には、キリッと引き締まった黒のセットアップ衣装で登壇。司会者から「声優界のプリンス」と紹介されると、「おそらくプリンスです」と恐縮気味に話し、笑いを誘った。
軽快なトークでファンを喜ばせ、気持ちよく仕事を終えた後も、この写真の通り、ファンの期待を裏切らないオシャレな姿を維持した。
※女性セブン2019年9月26日・10月3日号