ライフ

遠山景織子、なぜコストをかけず豪華なお弁当を作れるのか?

ハイクオリティ弁当を作れる遠山景織子の家計術とは

 遠山景織子さんといえば、社会現象にもなった1993年の映画『高校教師』で主演に抜擢され、日本アカデミー賞の新人俳優賞など、その年の新人賞を軒並み受賞という快挙を達成。

 その後は1998年からバラエティー番組『笑う犬』シリーズにレギュラー出演するなど多方面で活躍するも、妊娠・出産を機に仕事をセーブしていた。

 そんな遠山さんが最近、SNSなどで注目を集めているのが、「お弁当」。毎日の食費の管理が、どの家計にもカギになるのはいうまでもないが、家計管理と料理の質は、実は一緒に向上できるものだという。

『家計ノート』の著者でも有名な家計管理のプロフェッショナルでもある細野真宏さんが、どの家庭でも悩ましい家計管理と料理の質の上げ方について遠山さんに迫った。遠山さんはスーパーでは「20%オフ」や「30%オフ」などと書かれたシールの食材も普通に買うのだという。

遠山:私は、冷蔵庫と冷凍庫の整理整頓というのは日常生活で、部屋の掃除と同様にやっていますね。

細野:遠山さんのお弁当は、本当に、それこそ「高級料亭のお弁当?」と見間違えてしまうくらいのクオリティーだと思います。でも実際の原価は「コスパ」力を存分に発揮して、安くてもハイクオリティーというスゴイものを生み出していますよね? それを実現するにはどういう工夫が一般の人たちでもできますか?

遠山:結構、冷凍庫も活用するといいと思います。例えば、モロヘイヤとかだと夏しか食べられないですよね。もうちょっと秋まで食べたいなって時は、安く買えた時に多めに買って冷凍しておくんです。

 また、例えば今日はタイムセールで、えのき茸が「えっ? 3つで100円!」ってなった時に買って、全部それも冷凍しておくんですよ。そうすると、1週間後にちょっと高くなったら「冷凍しているからそれでまかなえる」となりますよね。特に忙しい時は便利で、じゃあ、今日は買い物しなくても大丈夫だ、って。

関連キーワード

関連記事

トピックス

寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日のなかベビーカーを押す海外生活》眞子さん、苦渋の決断の背景に“寂しい思いをしている”小室圭さん母・佳代さんの親心
NEWSポストセブン
原付で日本一周に挑戦した勝村悠里さん
《横浜国立大学卒の24歳女子が原付で日本一周に挑戦》「今夜泊めてもらえませんか?」PR交渉で移動…新卒入社→わずか1年で退職して“SNS配信旅”を決意
NEWSポストセブン
米インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(Xより)
金髪ベビーフェイスの米インフルエンサー(18)が“一糸まとわぬ姿”公開で3時間で約1億5000万円の収益〈9時から5時まで働く女性は敗北者〉〈リルは金持ち、お前は泣き虫〉
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン