静香と寄り添って歩く長女
今年の地区本選は北海道・東京・名古屋・大阪・北九州で行われ、地区本選を勝ち抜いたごくわずかな人だけが、11月下旬に横浜で開かれる全国大会に出場できる。
「本選での課題曲には、音楽大学の学生でも弾きこなすのに苦労するような、さらに難易度の高い曲が指定されています。本選出場が決まった人は、今頃猛レッスン中でしょう。
フルートは優雅なイメージがあるかもしれませんが、体力をとても必要とします。全国レベルとなると、食事を含めた生活面で、家族のしっかりしたサポートを受けている子ばかりです」(前出・音楽関係者)
長女は、この地区予選に先立って行われた別のコンクールでもその実力を認められていた。8月末に開催された『日本奏楽コンクール』では、管楽器部門高校の部で、見事1位に輝いたのだ。
「このコンクールは歴史は浅いですが、参加者は全国から集まっていてレベルが高い。さらにピアノや声楽などの全部門、幼児から社会人まで全年齢から決めるグランプリは『該当者なし』でしたが、準グランプリに木村さんの長女が選ばれています。実質、高校日本一といえます」(前出・音楽関係者)
※女性セブン2019年10月24日号
家族でのハワイ旅行にもフルートを持参した(2015年2月撮影)