ライフ
2019.10.15 07:00 女性セブン
“塩フリージング”した食材の使い方4種類

塩フリージングした食材はどう使う?(写真/アフロ)
食欲の秋はまさにおいしいものが目白押しだ。旬の魚や野菜をついたくさん買いたくなるが、どうやって保存するか悩ましい。そんな時にオススメなのが、「塩フリージング」だ。
冷凍する前に塩を使ってひと手間かけ、冷凍すると、食材がおいしく長く保存でき、調理が断然ラクになるのだという。塩フリージング考案者で料理研究家の濱田美里さんはこう語る。
「そもそも、冷凍保存をすれば食材を長持ちさせられます。しかし、塩ゆでや塩もみをするなど、塩を食材に加えてから冷凍した方が、よりおいしく保存できるんです。基本的に食材の重量に対して1%の塩を使います。少ない塩分でも、冷凍することで食材の内側まで下味がしっかりつくので、調理時に新しい下味を加える必要がなく、無理なく減塩できるのもメリットです」
冷凍するにあたっては、ジッパー付き容器に入れたり、ラップで包んだりする。それでは、塩フリージングした食材をどう使うか? 4つの方法を聞いた。
◆電子レンジで解凍する

電子レンジでの解凍は弱加熱で
時間がない時は、電子レンジで解凍するのが便利。半解凍などの機能を使うか、なければ100~200Wの弱加熱で1分ずつ、様子を見ながら加熱する。加熱しすぎは禁物。
塩漬けした一尾魚を解凍し、刺し身などで食べる場合は、電子レンジで解凍すると加熱しすぎることがあるので避けること。この場合は、前もって冷蔵庫、または氷水で解凍しておくのがおすすめだ。
◆氷水で解凍する

氷水につけると冷蔵庫より早く解凍できる
冷凍用保存袋に食材を入れたまま、ボウルに入れた氷水につけると、冷蔵庫より早く解凍できる。流水にさらして解凍してもよいが、氷水の場合は放っておけるし、水道代の節約にも。食材の分量によって解凍にかかる時間は変わる。
ラップに小分けした食材を解凍する場合は、使う分だけラップをしたまま、ポリ袋などに入れて同様に解凍する。
◆冷蔵庫で解凍する
冷凍庫からチルドルーム、または冷蔵庫に移して解凍する。数時間から一晩はかかるが、食材のベストな状態を保ったまま解凍できる。
解凍時間は素材や部位によってまちまち。かたまり肉や薄切り肉などを調理する場合は、半解凍状態で調理した方が、きれいに切り分けられる。
◆凍ったまま調理する
いんげんや大根などは、解凍せずにみそ汁などの汁物、煮物などに使える。凍ったまま加熱調理した方が食感よく、おいしく仕上がることもある。
塩をふった鶏肉や豚肉、切り身魚の場合、凍ったまま衣をつけて、中温に熱した油で唐揚げやフライにしてもOK。
イラスト/うえだのぶ
※女性セブン2019年10月24日号
関連記事
トピックス

フジ女子アナのステマ疑惑を否定せざるを得ないテレビ局側の事情

小室圭さん 覆せぬ「祝福されない空気」、待ち受ける窮屈な結婚生活

「大阪ぎらい」「吉村ぎらい」加速 軋轢生む維新の無用なケンカ体質

「隠し録りしていたかも…」宮内庁が抱く小室圭さんへの深刻な懸念

韓国のトランプと呼ばれる次期大統領候補「日本は後進国に転落」発言

夏目三久の実父は「ネット監視」の大物 娘への誹謗中傷もパトロール?

小室文書 天皇陛下に触れないのは「結婚をスムーズに進める」ためか
